札幌大谷短期大学音楽科卒業、同短大声楽専攻科、研究科修了。1983年マドリッド国立声楽院に留学。1987年、スペイン・ヤマハコンクール一位、ONCEコンクール二位。声質は地中海ソプラノで、オラトリオのソリストとして、またスペイン歌曲のスペシャリストとして、ヨーロッパ各地の国際フェスティバルに招かれる。2000年「工藤篤子音楽ミニストリーズ」設立、2011年「工藤篤子ワ―シップ・ミニストリーズ」に改称。カーネギー・ホールでの伝道リサイタルを始め、世界の各地で賛美を通して救いの福音を伝えている。2013年秋より各地で賛美セミナーも始める。35年の欧州生活を終え、2018年日本に帰国。大阪の事務局を拠点に賛美伝道活動を継続している。CD「Come To Me」「神だけが」「讃美」「カンシオン」「ほんとうの願い」「よき力に守られて」「主よ人の望みの喜びよ」、著書「賛美のこころ」好評発売中。


略年表 北海道岩見沢市に生まれる。
中学校入学と父の転勤を機に、家族で札幌に転居。
1979年大谷短期大学声楽科卒業後、同短大声楽専攻科、研究科修了。藤田道子、江口元子、
疋田生次郎、ヨセ フ・モルナール、ヘルムート・ドイチュの各氏に師事。
柳貞子氏にスペイン歌曲を師事。専攻科在学中、札幌市新人音楽会に最年少で出演。
研究科終了後、札幌放送合唱団入団、札幌二期会入団。
ソロ歌手としても演奏活動を重ねる。
1983年 スペイン政府給費と札幌市助成金を得て、国際スペイン音楽セミナー
(サンティアゴ・デ・コンポステラ)に参加。その後マドリッド国立声楽院に入学。
ソプラノに転向し、マリミ・デル・ポソ、フェリックス・ラビーリャの各氏に師事。
フランスにも定期的に赴き、ジェラール・スゼーに師事。ドイツリートを故ポール・
シラフスキーに、バロック音楽をマリウス・ファン・アルテナ、オペラをオリベーラ・
ミリャコビッチ、アルフレード・クラウス、スペイン歌曲をヴィクトリア・デ・ロス・
アンヘレス、教会音楽を岳藤豪希の各氏に師事。演奏法をフェリックス・
ラビーリャ、ロビン・ボウマン、ダルトン・ボールドウィンの各氏に学ぶ。
1984年ダニエル・アンデルード宣教師(アメリカ・WDA―ワールド・ディサイプルシップ・
アウトリーチより派遣)から洗礼を受ける。
1987年アンデルード師夫妻に伴いドイツ・ハンブルクに移住、開拓伝道を開始。
1993年ハンブルク福音自由教会伝道師に就任。
1998年詩篇96篇2,3節のみことばが与えられ、世界音楽伝道活動のために祈り始める。
「主に歌え。御名をほめたたえよ。日から日へと、御救いの良い知らせを告げよ。
主の栄光を国々の中で語り告げよ. 主の奇しいわざを、すべての国々の中で。」
(詩篇96篇2,3節)
2000年同教会伝道師を辞任。大阪にて「工藤篤子音楽ミニストリーズ」設立・
代表となる。住居拠点ハンブルクに置きつつ、日本をはじめ世界各地で音楽伝道、
チャリティコンサート活動を展開。ハンブルク在住。 ハンブルク福音自由教会会員、
札幌聖書キリスト教会客会員。
2011年「工藤篤子ワーシップ・ミニストリーズ」と改称

2018年5月35年の欧州生活を終え、日本に帰国。現在、日本を拠点に賛美活動を継続している。