●信仰の基盤は四国 ●キリストの大使
主の御名をほめたたえます。
お元気でいらっしゃいますか?
5月21日の高松レディス・ランチョン、5月25日の長岡福音自由教会のコンサートを主の導きの中で終えることができました。皆様のお祈りのお支えに心から感謝いたします。それぞれ、信仰の決心をされた方、イエス様に心を開かれた方が数名おられました。どうぞその方々がしっかり教会に繋がりますようお祈りください。
●私の信仰の基盤は四国にあり
四国は、私の信仰のルーツと言っていい場所です。私は1984年マドリッドで、アメリカ人宣教師ご夫妻を通して信仰に導かれました。夫人のクラウディアのご両親のチェイス先生ご夫妻は、当時、香川県と徳島県のいくつかの大学で英語を教えながら、宣教活動をしておられました。クラウディアも数年日本で暮らしていたことがあり、マドリッドで宣教するクラウディアを通して一人の日本人が救いに導かれたことは、チェイスご夫妻にとって大きな喜びであったようです。(写真の手前が、1990年にドイツを訪問されたチェイスご夫妻とクラウディア)
チェイスさんご夫妻からは、日本語の聖書、信仰書が送られてくるようになりました。1985年には、チェイスさんの香川県の知り合いの、当時、オーストラリアで聖書を学んでいたY姉妹が、夏休みを利用して、マドリッドまで聖書の学びの翻訳にやって来てくれました。彼女は、現在、某イスラム国で宣教活動をしています。
このように、私は、四国から送られてきた聖書・信仰書と助け人によって、スペインにいながら、自国語で信仰の基盤を築くことができたのです。昨年は、空海の生地と言われる香川県の善通寺でもコンサートをさせていただきました。八十八か所の霊場がある四国は、仏教が根強い地です。しかし、ここもイエス様の地、私たちの祈りと伝道によって、神の国の基盤が打ち立てられてゆくことを願ってやみません。
●キリストの大使 ― 斎藤 斉(ひとし)先生
ブラジル・ツアーで大変お世話になりました、巡回伝道師の斎藤 斉先生の顎に悪性の腫瘍ができました。5月下旬のことです。その進行は早く、短期間の間に顎全体が膨らみ、ご飯を食べることもできなくなりました。そのため、この3日間連続の化学療法を受けられました。今日3日目は、物を食べられるようになり、自分でも歩き、そして待合室にいる方々にイエス・キリストの伝道トラクトと折り鶴を渡していたそうです。
斎藤斉先生は、昨年、80歳の誕生日を記念して、「神に栄光あれ~主の僕・キリストの大使として」という、ご自身の80年の証し本を出版されました。サブタイトルにもありますように、斎藤先生は、歩いても立っても座っても、乗り物に乗っていても、そこに人がいる限り、いつもイエス様のことを伝えてきた伝道者です。癌になった時も「イエス様が癒してくださると信じ平安」と言われ、病院でも伝道される斎藤先生は、金太郎飴のごとく、どこを切ってもイエス様。どうぞ速やかに、完全な癒しが斎藤先生にあらわされ、早くお元気になって、さらに大胆に伝道を続けられますようお祈りください。
斎藤 斉先生の著書「神に栄光あれ」、CD「神の愛に導かれて」
斎藤先生の御著書は、ブラジルで出版されたものですので、残念ながら、今まだ日本では発売されておりませんが、CD「神の愛に導かれて」は、大阪の家に在庫がございます。ご希望の方がいらっしゃいましたら、発送は私が今度大阪に行く7月以降になりますが、ご一報ください。ハーモニカによる賛美歌、日本の歌、世界の民謡とともに斎藤先生のお証しが綴られた、心癒される一枚です。
日本はこれから梅雨の季節が始まります。主が皆様の体調を守ってくださいますように。主の豊かな祝福が皆様とともにありますように。
工藤篤子
工藤篤子ワーシップ・ミニストリーズ