

Mail Magazine 254 2023.01.04
●旅立ちの時
新年明けましておめでとうございます。
皆さまのお祈り、ご支援、励ましに、心からのお礼を申し上げます!
2022年の全ての活動を、感謝のうちに終えることができました。
12月25日、大阪の主イエス・キリスト教会のクリスマス礼拝では、「世界で最初のクリスマス」と題して、イエス様の誕生をナレーションと賛美で綴り、賛美グループAvivatalantoで賛美奉仕をさせていただきました。素晴らしいナレーション、教会の賛美チーム、聖歌隊、親子賛美チーム、ゴスペル・グループ「ジェネシス」の皆さんと共に綴った、イエス様の誕生物語(ページェント)、救い主がお生まれになったという喜びで胸が一杯になるひと時でした。礼拝では、何人かの方が信仰告白に導かれました。その方々が教会に繋がり、信仰が育まれていきますようお祈りください。
その後、27日に札幌に戻り、父と妹と幸いな年末年始を過ごしました。
旅立ちの時
大晦日・新年礼拝で、正月は、エジプトで奴隷として苦しみあえいでいた民が、奴隷から解放され、エジプトを出発して約束の地へ向かった時、自由の身とされた時であると聞き、「そうか、なるほど!」と思いました。
12月25日のクリスマス・ページェントでは、イタリアの盲目のテノール、アンドレア・ボチェッリが歌って有名になった、「旅立ちの時」Con te partiroという曲を、Avivatalantoの3人で歌わせていただきました。
か
あなたと一緒に旅立とう まだ知らない国へと 未だかつて見たことのない風景を あなたと見るのだ
あなたと一緒に旅立とう 帆船にのって海を渡ろう 私たちはもうこの世に存在しなくなる
私はあなたの内に新しく生まれ変わるのだ あなたと一緒に旅立とう 帆船にのって海を渡ろう
私たちはもうこの世に存在しなくなる 私はあなたによって新しく生まれ変わるのだ
あなたと一緒に旅立とう あなたと共に
新年とは、まさしく、このような時ではないかと思います。
聖書に「正月」と書かれている箇所を見てみますと、まず、神は、民をエジプトから解放するにあたり、この月を正月(年の最初の月)とせよとおっしゃいました(出12:2)。そして、民がエジプトを出発したのが正月の15日(民数記33:3)。幕屋が建ったのは、出エジプトから2年目の正月の元旦(出エジプト記40:17)。ヒゼキヤ王は、元旦から16日まで宮を清めました(II歴29:17)。エズラ記7:9では、神殿再建のために、民が正月の元旦にバビロンを出発し、イスラエルに向かっています。

このように、正月は、新しい出発の時であり、宮(私たちの内側、教会)を清めて心を一新し、宮を建てる、立て直す時であるのだと思います。この正月(一月)、私も、みことばの光に照らしていただいて、肉の欲、肉の思いを吟味し、悔い改め、新たな思いで、み言葉と聖霊の風に導かれつつ、主と共に、新しい世界に、喜びと期待に胸膨らませて旅立つ時にしたいと思います。
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大阪には1月10日に2週間の予定で戻り、祈り会、学び会、賛美レッスンなどを予定しています。
聖書を見ますと、世には不法がはびこり、多くの人の愛が冷えるとありますから、2023年も決して明るい年となるわけではないと思います。けれども、そうやって、汚れた者はますます汚れ、聖なる者はますます聖となり、善と悪がはっきりと分かれてゆき、患難期、神の裁きを通って、私たちの望みである主の来臨が、天の御国が、いよいよ近づいていることを覚えます。また、裁きはまず教会から始まる、ともありますから、今という時に、互いに励まし合いながら、聖い教会、花嫁として主の御前に立たせていただけるよう励んでまいろうではありませんか。
2023年、主の豊かな恵みが、皆様に、皆様のご家族に、教会にありますように!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
工藤篤子。
工藤篤子ワーシップ・ミニストリーズ