
富川、平取、札幌

お元気でいらっしゃいますか?
8月26日~30日、北海道へ行ってまいりました。29日には、日高地方の2つの老人介護施設でコンサートをさせていただきました。ここに報告させていただきます。
8月28日 富川グロリアホーム「こみち」、平取 振内(びらとり ふれない)「きずな」

日高町にある富川グロリアホームは、20年間AKWMの働きを支援してくださった老人介護施設です。しかし、これまで、経営者の谷井先生には直接お目にかかったことがありませんでした。北海道を完全脱出する前に、こちらのホームでコンサートをさせていただき、谷井先生にお会いできたことは大きな喜びでした。
私にとって、日本では初めての老人施設でのコンサート。やはりお伝えするのは神の国、一人でも多くの利用者さんが天国に行けることを願い、祈りを積んで臨んだコンサートでした。
コンサートではカラオケで歌う予定でしたが、急遽、札幌から、ゴスペル・ディレクター&ピアニストの大山小夜子さんが駆けつけてくださり、彼女の素晴らしい伴奏に乗せて、自由に歌うことができました。
また、現在、富川にお住まいの、プロの音響エンジニアである戸田 潤さんの助けを得、聖霊の響きの中で、神の愛と御国の福音をお伝えすることができたのではないかと思います。
午後の振内(ふれない)の施設「きずな」のコンサートでは、94歳のご婦人が心を開かれたご様子でしたので、イエス様と共に歩むお祈りをさせていただきました。天国にたどり着くまで、主が守り導いてくださいますように!
ジョン・バチェラー宣教師

平取では、車からバチラー保育園という看板を見かけました。バチラーとは、23歳で来日した英国聖公会宣教師、ジョン・バチェラー宣教師(1854-1944)のことです。彼は、先住民族アイヌの人々が、和人に土地を奪われ、差別、迫害、病、困窮に苦しんでいることを知り、伝道と同時に、その生活改善のために、各地に学校(愛隣学校)を建て、無料の病院を設立するなど、アイヌ民族の人権向上のため、64年間、伝道・教育・医療などに献身的に努力しました。バチェラー師に関しては、2005年に書かせていただいた記事がありますので、興味のある方は以下のリンクから開いてお読みください。
札幌
8月29日に札幌に行き、買主さんに、無事家を引き渡すことができました。一年半に亘ったエクソダスもこれで完了です。ただ、大阪に戻ってホッとした途端、これまでの疲れが一気に吹き出したのか、帯状疱疹を発症。一週間経ち、随分良くなってきましたので、あともう少しで普段の生活に戻れるのではないかと思います。

(写真:妹と札幌の家の前で)
最後に、日高町富川で宿泊させていただいた、数か月前に音響の戸田さんご夫妻が始められた民泊施設、ヴィラ エステルをご紹介します。写真のとおりの素敵な施設で、とても快適に過ごすことができました。北海道でゆっくりされたい方に是非お勧めいたします。

皆様に主の豊かな祝福がありますように!
工藤篤子
工藤篤子ワーシップ・ミニストリーズ