
コンサート報告

お元気でいらっしゃいますか?
昨年から続いたエクソダス(札幌→大阪)もいよいよ終盤を迎え、やっと落ち着いた生活をスタートできるようになりました。妹も、大阪の生活に少しずつ慣れてきたようです。札幌の家も売却のめどが立ちました。
オールシーズン関西で夏を過ごすのは、今年が初めてです。こちらの暑さは、マドリッド時代に体験した、シロッコを思い出させます。シロッコとは、サハラ砂漠から吹いてくる南風で、地中海を通過する時水分を含みながら多湿になり、息もできぬほどの熱風になります。この風が到来すると、家の窓・雨戸を閉めて、たらいに氷を入れて足を冷やしたりして、家で過ごすしかありませんでした。今はエアコンがあるので、建物の中では快適に過ごせるのは本当に感謝なことです。
6月29日 堺大浜キリスト教会コンサート

数か月に亘るほこりにまみれた片付け・引っ越しの後遺症でしょうか、軽い蓄膿炎と咽頭炎が続いていた中で迎えたコンサートでしたが、ピアノの野田さんの素晴らしいピアノ伴奏に支えられ、御霊の導きの中で語り、喜びをもって賛美をお捧げすることができました。友人や賛美レッスンの生徒さんたちも多くのノンクリスチャンの知人を誘ってきてくれ、よき伝道のチャンスになりました。
また月に一度グループレッスンをしている教会の生徒さんたちが、コンサートの冒頭に、私の教会音楽の恩師、岳藤豪希先生が作られた「夜明けの丘は」という曲を賛美しました。この賛美で、会衆の目が一気に十字架と復活の主に引き上げられました。

後日、賛美歌手の知人が、ご自身のFacebookに掲載されたコメントを送ってくださいました。
「一曲一曲が、丁寧な曲の紹介であり、工藤篤子さんの証しであり、平和、命、愛のメッセージなのでした。工藤さんの人生にたくさんの苦悩があり、また工藤さんの本当に華々しくて輝いている経歴も含め、たくさんご自身の話をされたのですが、私の中に残っているのは、ただ神様の臨在、命を下さり、守られる神様のことだけ。証しの最上級ってこう言うことなんだなと思いました。」
25年前、賛美伝道を始めた時に、ある先生に、「あなたではなく、イエス様が見えるように」と言われ、そこを目ざして歩んできました。四半世紀経って、その領域に近づくことができた印を見させてさせていただいた気がしています。
8月は、札幌の家の売却手続きのために北海道へ行くのを機に、長い間AKWMを支援してくださった日高の介護ホームを訪問し、賛美をさせていただく予定です。お祈りください。

8月28日 10:30
富川グロリアホーム こみち(介護施設)
同日 15:00
平取町振内 生活支援ハウス 「きずな」
(高齢者住宅)
暑さの中、皆様の健康が守られますように。
主の豊かな祝福がありますように!
工藤篤子
工藤篤子ワーシップ・ミニストリーズ